Core of Voice~歌うための身体づくり~

The VOICEnessは歌うため、声を正しく出す為の身体づくり、そしてその身体を自分自身でコントロールしていく感覚を育てるためのメソッドです。

時にバランスボール、スティック、チューブ等を使った独自の姿勢矯正やバランス運動、筋力アップの運動なども取り入れてひとりひとりに合ったプログラムで対応します。

自分と同じレッスンを行う生徒さんは基本的に誰もいません。

自分のための自分だけのメソッドでレッスンは行われます。

そしてそのレッスンは毎回のように変化していきます。

常に新鮮な気分でレッスンを行えます。

Voice Tune up~声の調律~

どんな楽器も演奏する前に必ずチューニングをします。

楽器によっても違いますが、ピアノであれば一年に一回くらい、ギターやバイオリンなどの弦楽器は演奏する度に毎回、弾いている間にも変わってくればその度にします。楽器の状態は常に変化するものなのです。

シンガーは身体が楽器と言われます。声そのものをつくっているのは声帯ですが、声の強弱や共鳴、音色を変えるなどの声の調整は声帯だけではなく体のさまざまな筋肉や感覚を繊細かつ緻密に使ってつくりだしているのです。

楽器のチューニングは、その楽器の特徴やクセを知った上で演奏に相応しい状態に調整しなくてはいけません。つまり歌う、声を出す前に絶対に必要な準備なのです。

他の楽器は演奏する前に必ずチューニングするのに、歌う人は声を出す前に何の準備もしないでいきなり歌う人も少なくありません。チューニングしていない楽器で演奏しても音が外れていたり音の鳴りが悪かったりしたら良い演奏はできませんし、無理矢理やったら楽器、シンガーの場合は喉を痛めてしまう原因になります。

シンガーは自らの身体が楽器であり、チューナー(調律師)でもあるのです。

声は顔や指紋と同じで唯一無二の個性なのです。

あなたにしか出せない声を正しくチューンナップしメンテナンスして一生大切に奏でていきたいですね。

Good Posture~正しい姿勢~

楽器のチューニングに際して、まず大事なのは楽器の状態を整えること。

私たちの身体でいえば姿勢です。

まず自分がどのように立っているのか、できれば誰かに真横からの姿勢を写真で撮ってもらいましょう。

どうですか?自分で思ったように立てていますか?真っ直ぐに姿勢良く立っているつもりでも身体全体が前傾になっていたり、首だけ前に出ていたり腰が反っていたりしていませんか?

たいていの人は、正しい姿勢に矯正すると本当にこれが良い姿勢?と違和感を持つと思います。

違和感を持つという方は普段からあまり良い姿勢ではないということになります。

あまり違和感を持たず立てたという方は既に「楽器」を鳴らす準備が整っていると言えるでしょう。

まずは正しい姿勢でいつでも違和感なく立てるように繰り返し覚えることです。

新しい「クセ」をつけていくためには反復練習しかありません。

悪い姿勢を続けてきた結果、その状態で筋肉や骨格が出来上がってしまうために悪い姿勢であるにもかかわらずそれが自分にとって楽な姿勢になります。

良い姿勢を持続するためには、新しい「クセ」で矯正して新しい筋肉をつけていくしかありません。

良い姿勢とは、声が楽に出る姿勢と考えます。

良い姿勢は一通りではないということを覚えておいてください。何通りもあっていいのです。むしろ臨機応変に変化するもの。

身体は常にバランスを変えています。同じ姿勢でいることの方が難しい。逆に言えばちょうどいいバランスを常に見つけていく感覚を養うことが大事です。

そのためには、柔軟性が必要になってきます。

Without Thinking~頭で考えない呼吸法~

The VOICEnessの目的は”頭で考えずに身体で無意識に覚える”事です。腹式呼吸というと急に意識してうまく呼吸ができなかったり、身体に余計な力が入ってしまう場合がよくあります。でも本来、呼吸とは誰もが自然に行っているものです。

The VOICEnessではインナーマッスルを正しく鍛え、時にアウターマッスルも鍛え、身体をコントロールする感覚と腹式呼吸が無意識に、そして自然にできるようなメソッドを開発しました。

このメソッドは歌うためだけでなく人前で喋ることを仕事にしたい、内気な性格で大きな声で喋れない、どうも気分が沈みがちだ・・・という人にも大きな効果をもたらします。

Singing is Sports,Singer is Athlete~シンガーはアスリートである~

The VOICEnessでは歌うことはスポーツでありシンガーはアスリートであるべきだと考えています。身体が硬い人は声帯の周りの筋肉も硬い人が多く、結果としてそれが原因でいくら発声練習してもうまく歌えないということになります。

そこで身体全体の筋肉をバランスよく上手に解すことによって、よりリラックスした状態で声を出せるようになります。

声の支えとなる身体の筋肉を常に鍛え、筋力アップを計ることで声の可能性をどんどん伸ばすことができます。

The VOICEnessでは歌う為に必要な身体づくりを徹底して学んでいただきたいと思っています。

スポーツと同様、筋力アップ、体力アップは怪我(無理な発声による結節やポリープ)の予防にもなります。

Life of Voice ・・・

声は一生のもの、長く大切に使っていきましょう。

Integrated Voice and Body~声と身体の一体化~

声と身体は一体、私たちの身体の中で声帯は一番正直で繊細な器官だと思います。

身体の調子が悪い時、また睡眠不足でも良い声は出ませんし、体調だけに限らず、何か悩みを抱えている時や心配事がある時などは、明るい声や張りのある声は出ないものです。

逆に言えば、いつも良い声を出すためには”Be healthy Mind and Body” (心身共の健康)を目指し、それを持続させることです。

そうした地道な努力を積み重ねていけば声をいつもコンディションの良い状態に維持することができますし、いつまでも成長し続けていけるのだと思います。

Get-A-Voice〜オリジナルの一本歯の下駄を使って〜

ここ数年、一本歯の下駄は体幹を作るのに適しているのでスポーツ界などでも注目されていますがThe VOICEnessでは姿勢を正しく強制し
正しく声を出せるように考えられたオリジナルの一本歯の下駄、Get-A-Voice(特願2017-60525)を使ってのレッスンを行なっています。
市販の一本歯の下駄では体幹作りに素晴らしい効果を出せても声を出すために邪魔になる筋肉が鍛えられたりします。
そこで実験に実験を重ね、歯の位置・歯の高さ・鼻緒の位置・天板の形・指にフィットする傾斜など全てオリジナルのものを作ることができました。
このGet-A-Voiceには前歯、後ろ歯の2タイプありますがそれぞれ用途や効果が違います。
ただ2タイプともに通常より高低音が出しやすくなる・声量アップ・声の通りが良くなる・ピッチの安定・声のコントロールが簡単にできる・滑舌が良くなる等々の共通点があります。
日本のみならずアメリカやオーストラリア、イギリスでも声(歌)を出すことをお仕事とされている方々に大いに重宝されつつあります。
是非、Get-A-Voiceの驚異の効果をご体感ください。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。

http://gav.voiceness-c2.com
※市販の一本歯の下駄では擬似効果は得られますが声のために作られたものではありませんのでご注意ください。